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《イケメン戦国》未来から来たお姫様
第62章 同刻同進
門前で待つ面々を、政宗と瑠璃は馬上から確認すると、2人で笑顔を向け合った。
『またいつか、同じ景色を2人で見よう』
と笑いあった。
「あの冬の峠、思い出すな」
「辛い旅でも政宗となら楽しいわ」
「駆けるか⁉︎」
「はい!」
「落ちるなよっ」
皆の元へ、笑顔で馬を駆けさせる。
大切な人達と愛する人と、
同じ時間を同じ歩みで歩いて行く事。
それはどれ程、幸せなことか…。
<幾く(行く・逝く)日も 肩を並べて
みち(道・未知)先を
同じ歩みの ふたつ影ぼうし>
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