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《イケメン戦国》未来から来たお姫様

第62章 同刻同進




瑠璃と政宗は午前中の長閑な京を歩いていた。

丁度、公家屋敷の続く界隈。
「ここがこの時代の藤原邸だ」
「……塀…低いんやね」
「塀⁉︎」
まさか、塀の話が出ると政宗は思っていなかった。

「私の時代の藤原邸の塀はこれの倍くらいやろか。
登って、飛び越えました」
「飛び越えた?」
政宗が驚いて蒼い目を開いた。
「着地した先は、昨日の橋の上やったんです。
家を捨てて、政宗を探しに行こうと決心して黙って逃げ出すように、塀から飛んだの…」


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