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《イケメン戦国》未来から来たお姫様
第60章 曠日持久の心苦
政宗の張り詰めて、陰鋭とした気が凪いでゆく。
「政宗の為に戻ったんじゃないよ。
私が、政宗の処に戻りたかったから、
だから戻ったの」
瞳を見つめ、意地悪を言ってみれば、
「そんな、可愛くない事言う口、塞いでやる」
いつも言ってくれてたみたいに、
甘く色っぽい声音で蒼い瞳に見つめられる。
それだけで、心臓が止まるんじゃないかと思う程、ギュゥゥーっと胸が甘く締め付けられる。
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