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《イケメン戦国》未来から来たお姫様

第58章 花雪の降る処




雪はどんどん降ってきて 目の前をヒラヒラと舞う。

(花びらみたいや。
…いつまた、政宗と花見が出来るんやろな…)

そんな事を考えながら進み、
蔵の裏手に着くと、塀に梯子を立て掛ける。
「よしっ!」
それほど高くない塀。
梯子に足をかける。

雪は牡丹雪になり、
どんどん どんどん 降って来る。

慎重に登る。

(これで、本当に、さようならです。
ココを出て、探しに行く)


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