• テキストサイズ

《イケメン戦国》未来から来たお姫様

第58章 花雪の降る処




信長一行は御所に向け、烏丸通りを進んでいた。
屋敷の塀の向こう桃の花が咲き誇り、
梅の花が降るように散っている。
もうすぐ桜が咲くだろう。

(瑠璃…いつまた花見が出来る?)

そう思った時、
突然の強風に梅の花が吹雪のように舞い上がった。

「花嵐か」
「何も起こらなけれは良いのですが」
「要らぬ心配をするな」
天皇に会いに。
信長の目的はそれだけなのか。


/ 1530ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp