第55章 ひとり慰める(R18)
散った花びらは、落ちて身体中に鮮やかな痕を残す。
風に揺れるように たゆとっていた柔軟な身体は、快感に悦がり、悶え乱れる。
『ひゃぁ、ぁゃあぁん…はっ、あっ…はっ』
『くっっ…はっっ…あ"っあっ…はっ』
熱く乱れた2人の呼吸が重なる。
政宗を搾絞しながらも、柔らかく包み込むような瑠璃の熱。
瑠璃を内から圧迫しながら、
最奥まで突き、貫き犯す硬い政宗の熱。
それらは全て……
『ハッッ、もっぉ…くっゔっ…瑠璃っ、
瑠璃っ、っあ"ァッッ…』
『はっ、あっ、ま…まさ…ねぇっ…
やっ、だっ…いっ、イっくうぅー…』
……妄想…空曠*
※空曠…くうこう/ガランとして人や物が無く虚しい。