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《イケメン戦国》未来から来たお姫様

第54章 それぞれの流光




名前も顔も知らない男性に告白され、
断ったこと、胸が痛んだ。

(私、泣き虫で、弱ぉうなってしもぉた…)

じんわりと湧き出そうとする涙に、
空を仰いだ。

(政宗のせいや…)



政宗の時は瑠璃より速い。
瑠璃の時は政宗より遅い。


お互いの時の流れは止められない。
どんなに速くても遅くても、
確実に日々は過ぎていた。




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