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《イケメン戦国》未来から来たお姫様
第51章 女神消失
鴨の羽色*の着物を着て、まとめ髪。
片側に少し残し垂らした横髪が艶美だった。
そして、「政宗」と俺を呼んで笑っていた。
「瑠璃…瑠璃ーーっっ!」
政宗の呼号に応じる者はなく、
その声はあてもなく、周囲に散らばって消える。
瑠璃がいた事が幻なのか
瑠璃が消えた事が幻なのか
疑うほど突然、忽然と消えた。
(女神…は…消え……)
女神消失ー……。
※鴨の羽色…鴨の羽の緑色。深めの緑。
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