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《イケメン戦国》未来から来たお姫様

第51章 女神消失




秋雨模様の夕刻。

「瑠璃様、どちらへ?」
「雨が降りそうなので、政宗を迎えに行って参ります」
傘を持ち玄関を出ようとして、女中に尋ねられ、笑顔で答えた瑠璃。
「左様でございますか。お気を付けてお行き下さいませ」
そう言う女中の目が、嬉しそうに優しく笑っていた。

ちょっとそこまで迎えに行くだけなのに、
心が弾んで、頬が緩む。
それを、なんだか、見透かされたみたいで、
気恥ずかしかった。
「はい、行って参ります」


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