第9章 師走の書状(R18)

「いやぁ、ま、政宗ぇ、まさ…ねぇ。
いっっいっちゃ、アッあ、ぁぁぁ〜〜っ」
「ツ！」
声を上げて白い喉が目の前に晒され、
身体が後ろにゆっくりと崩れてゆく。
焦点の合わない瞳が俺を見ている。
俺の好きな姿だ。

ふにゃふにゃになった身体を抱きしめ、
腰を支えながら畳に背中を降ろす。
「瑠璃…」
「ん、ふぅ」
舌を絡めとる。
襟元を乱し、ふくよかな胸を暴き出し、
その柔らかな胸の頂を弄び舐める。
そうしながら、挿したままの自身をユルユルと抽送を再開する。
「はっ、はぁ、アッ、は、ゃぁあ、」

ぱちゅん、ぱちゅん
お互いの息遣いと、瑠璃の内を突き上げる水音、そして肌を打つ音が、理性を侵食する。
「くっっ、はっぁ、締ま…るっっ」
「はっ、ふぅン、…んん、ぁあ、あん」
瑠璃の喘ぎ声をききながら、打ち付ける速度をあげる。

「ダ…メ、ぁ、そ…な、突かないでぇ……
ひゃ、あぁ、もぉ……っ」
瑠璃の限界が近い。
そして俺の限界も
「や、ぁぁぁ！ま、さむ……ねぇぇっ、
もっぉ……あっあぁぁぁ」
「俺もっ、出っ……」
思いっきり奥をついた瞬間
「あっっんー、ぁぁぁあーん！」
瑠璃膣がキツく締まる。
(喰いちぎる気かっっっ)

「瑠璃ッ！クッッ、ッッう…」

ドクン！ドクッンッ‼︎

強い締め付けに耐えられず内に吐き出す欲望の塊。
目眩がする程気持ちがイイ。

「はっ、はっ…」
俺は瑠璃を抱きしめて、残りを全て内に絞りきる。
「瑠璃ー…」
瑠璃に覆い被さって呼吸を整える。

気怠い余韻の中、
覆い被さっている俺の前髪を優しい手つきで
払いながら瑠璃が
「私、自慢してもらえますか？」
と笑いかけてくる。
「ああ、胸を張って自慢してやる」
両手で頬を包んで応えてやると
「ふふふ、良かった……」
童女のようにあどけなく笑って目を閉じた。