第9章 師走の書状(R18)
俺は性急に下から瑠璃を突き上げ始める。
もう、止まれる自信はない。
最後まで突っ切る事しか考えられない。
足を開いて座らせている瑠璃の膝の裏に手を差し入れ、反動をつけるようにして身体を持ち上げては落とす。
「あっ、あ、あ、やぁん、んん、アアッッーんっっ」
瑠璃が声を上げる度、内がうねってキュキュッと締め付けられる。
「はっっ、イイ…瑠璃っっ」
「あん!まさ……ねっ」
俺は耐えられなくなって、上下の突き上げから、前後の揺さぶりに変える。
「やッ、あっ、ダッメッ!
…あぁんん、いやぁ…あぁ」
突き上げていた時より気持ち良いのか、
瑠璃の声が一層甘く切なくなる。
「ん、ふっ、ぁあっ、やっ、ぁぁ…あ、あっ」
甘い鳴き声が短くなって、口元に手を当てて、指を噛むような仕草でイヤイヤと頭をふる。
瑠璃の果てる前の癖。
「ん、ん、あ」
俺の、肩を掴んで背を反らして仰け反る。
「あっっ、ぅぅん、ぃあぁぁ、あんっっ」
「イイぞ、もっと腰を振れっ、もってってやるっ!」
俺の揺さぶりに併せて無意識的に腰を振る瑠璃。
あんなに拒もうとしていた瑠璃が、
俺の与える快楽に溺れ、落ちて、
本能のまま自ら腰を振る淫らな姿は、
俺の気持ちを満たし、快感へと変える。
(女神を俺のモノにー…)
充足感は半端ない。