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《イケメン戦国》未来から来たお姫様
第49章 創痕緩癒(R18)
俺の言葉を受け入れる答えなのか、
瑠璃の指が俺の腿から膝へと滑って撫でる。
「政宗…キス、して」
いつもなら、両頬を包むように挟むか、
首に手を回そうとしてくるのに……
「…腕、上げられないのか?」
「……」
無言の肯定。
「そうか、肩、気を付ける。痛かったら言えよ」
瑠璃が、ちょっと済まなそうに、
はにかんで笑って頷いた。
いつも以上。
過剰に優しい。
(多分、初めての日くらい)
思い出せば、胸が甘く締め付けられる。
初めて政宗に抱かれた日の情事のこと。
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