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《イケメン戦国》未来から来たお姫様
第48章 或る日の安土城下(息抜き劇場)
或る日の安土城下で
「見ろよ、そこの女…」「お前声かけろ」
「上玉だな。どんなだと思う?」
「独りじゃねぇか、ひっ連れて来いよ」
(そんな、あからさまに……)
(…下世話な輩だ…)
そのうち絡んできそうだと思った瑠璃は
店に迷惑をかけぬうちにと、外の縁台へと移動した。
すると、横に誰かが、スッと腰を下ろしてきた。
自分を値踏みし、ヒソヒソ話をしていた男の内の1人かと思い、身構えた。が
「あ……」
違った。
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