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《イケメン戦国》未来から来たお姫様
第47章 (終章) 煙の消えた後
「背中に鏡置いたから、着物脱いで、
手鏡に映してみなよ。
これでも、かなり快くなったんだ。
終わったら 呼んで」
そう言って家康は部屋を出ようと、立ち上がる。が、
「家康様」
「…何」
呼び止められて振り返って見れば、
瑠璃が眉を寄せて泣きそうな顔をしていた。
「…そこに居て下さい。家康様、
……私の、主治医でしょ?」
首を傾げ、脆弱な声でそう言った瑠璃は
痛々しい程、無理矢理 微笑おうとする。
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