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《イケメン戦国》未来から来たお姫様

第47章 (終章) 煙の消えた後




「政宗、助けてくれて ありがとうございます」
掠れて消えそうに、でも、優しい声で言って、
俺は頭を下げられた。

(その身体を見ても、お前はそう言えるのか?)

まだ瑠璃は、自分の怪我の具合がどれだけかを知らない。

命は助かったが、身体中、見るのも憚られるほど、傷だらけ。

この後の瑠璃の事を考えて、
俺は心痛を隠して、
「生きて会えて良かった」
と 笑って見せた。


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