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《イケメン戦国》未来から来たお姫様

第47章 (終章) 煙の消えた後




幾日か過ぎた頃、
ようやく、無気力だった瑠璃に変化があった。

「いっやぁぁぁー。嫌や、ひとりにせんでっ」
「兄様ぁ、行かんといて……瑠璃も、連れてって…」
「もう、叩かんで…堪忍して…」
錯乱し、叫んでは暴れて、大人しくなったかと思えば、

「ゔっ……ぐっ……」
口を押さえ、厠へ走る。

水を飲んでは吐く、吐いては水を飲むを繰り返す。


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