• テキストサイズ

《イケメン戦国》未来から来たお姫様

第47章 (終章) 煙の消えた後



家康からは、
『奇声をあげたり、暴れたりする可能性があります。
突然、走り出し、逃げ出すかもしれませんから、十分に気を付けて下さい。
なんなら、手足は縛っておくことをおすすめします』
と言われていた。
しかし、瑠璃は目覚めている時は、
虚ろに宙を眺め座っているだけ。

まるで人形のよう。
暴れも逃もしないが、時に涙を流し、
静かに泣いたりする。

(何を見てるんだろうな……)

呼び掛けても話をしても、答えは無い。
瞳に何も映らない。

自分が助けを求めた 政宗さえも映さない。


/ 1530ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp