第46章 狂地からの救出

「ゔぅ"ん"んーーっ！
あ"っ、ぃっゃあ"ぁぁぁーーーあっ」
狂楽と愉色に自分を張型で犯す男を、
鬼貌として顔を歪めつつ、眼を開き睨み見る瑠璃。

激痛と恐怖で苦悶に歪んだ瑠璃を見て
「愉快だ、愉快！
もっと泣け、狂え！ワシに許しを乞え！
ふっはははは〜〜」
蛙男は実に満足気に笑う。

笑いながら、裂けて血の滲む瑠璃の菊門に突っ込んだ張型を、抜いたり挿したりを繰り返す。

その度に瑠璃は、声にならない悲鳴を上げ、身を捩り、イモ虫のように這い逃げようとする。

「ヒィ…アッ…あ……ゃ……ぅ…あ"…」
「ふっはははは…クッフフフフ…」
瑠璃を見て、男は狂悦に快楽とし
満たされ醜笑し続けた。

やがて、
「はぅっ…はぁ…ヒッッ…いっーーーっ…
…ぁぁ、ぁ……さ……ね…ぇぇー……」
耐えきれず、瑠璃は息を吐くように小さく、政宗の名を呼びながら、気を失った。