• テキストサイズ

《イケメン戦国》未来から来たお姫様

第45章 煙に隠れた人探し



たったひと晩で薬物の数々の症状が出ていた。
もう既に、歩行失調で足に力が入らない。
這いつくばりながら、湯のみへと手を伸ばす。

(しっかり、する…のよ…瑠璃………
……まさ…ね……助けて…政宗…)

瑠璃は左手をグッと強く握った。




信長は宿で報告を聞いていた。

「大きな船商家 数軒が港を優先して
利用しているようです。
その商家は北前船だけでなく、
南蛮、明の船とも取引があるそうです」
「船の数を誰かが工作しているのは間違いないと思います」
三成と家康の報告に、信長は不満を表す。

「貴様ら…誰か が分からねば何の意味もないではないか」

「申し訳ありません」
鉄扇で脇息をピシャ と打ち付けられ、
三成が頭を下げる。

/ 1530ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp