第1章 僕達＊ヒロアカ(NL)

「ああああ、あっ！！あんぅあああ！！！」

お互いの裏筋をゴリゴリと擦り合わせ、更に質量を増していく二つの肉槍。

熱く迸る情欲がその角度を上げてゆき、性感帯を抉り戯れて悦楽の波を起こす。

「さっきよりも締まりが強くなった…絶頂が近いのかな。」

「ずっとイキっぱなしで、そろそろ限界なんだろ。」

「もう限界か…」

つまんないなぁ…
そんな表情を浮かべて残念がる緑谷。

しかし腰の動きは速まる一方だ。

グチョッ、パチョッ…グチュンッ！

凶器と化した亀頭でポルチオを激しく撃ちながら、回した手で飯田がエマの揺れる胸を鷲掴みにする。

出張する双丘の頂を器用に弄び、自由自在に形を変える乳房を楽しむ。

「あヒぃっ！！ああああ、あん、あーーー！」

享楽にドップリと浸かってしまった躰は朱に色付いて痙攣を繰り返し、微塵も容赦のない乱れ突きに子宮が震え上がる。

ブチュゥウッーーーー！！！

子宮口から侵入してくるのではと思うほどグヂュンッと押し上げられ、一段とエマの四肢が波打つ。

尿道から透明な液体が止めどなく噴き出し、艶やかに蠢く淫肉が剛直を揉み込んだ。

「…！」

ピクリと片眉を上げた緑谷。
ギリっと奥歯を食いしばった飯田。

至上の締め付けに陥落した二つの陰茎が、とうとう淫欲を放出した。

ビュルルッ…！ビュルビュルッ

煮え滾る熱が媚肉をドロドロに白く染め上げる。

「あ………、ん、あ…っ」

注がれる白濁が子宮口を叩く。

脳が弾けそうなその快感に、雌の本能に従い肉襞が何度も収縮して精を搾り上げる。

粘液の交配に蕩け出す脊髄。

ベタベタの結合部からはもう一度潮が湧き上がり、完全に意識の飛んだエマは岸に打ち上がった魚のように跳ねていた。

二人が陰茎を抜くと、クッパリ空いた穴から愛液と混ざり合った白濁が零れ落ちる。

全身が汗でテカるエマを床に下ろし、飯田が口を開いた。

「…これからどうするんだ。」

どうするんだ。
今のことを訊いているのか、未来のことを訊いているのか。

緑谷はゆったりと顔を上げ、底無しの漆黒を滾らせる瞳で彼を見つめた。

しかし、飯田の目にも同じものが覗ける。

「もう、既に言ってるだろう？」

緑谷も飯田も、お互いにほくそ笑んだ。



ずっと三人で楽しもうってーーーーーーー