第1章 僕達*ヒロアカ(NL)
「ん、ふぁっ…あん、あ、あっ、あひ…」
濃紺の夜を彩る怪しげなネオンが散在する郊外の一角、ラブホの薄暗い一室で行われている淫猥な交わりはますます熱気に包まれていた。
「エマさんって本当にいい声で啼くよね…恥ずかしがらないでもっと聴かせてよ。」
緑谷に頬を撫でられながら喘ぐエマは十字の柱に両腕を固定され、剥けた肉芽に当てられたローターで息も絶え絶えに体を震わせている。
腕に巻かれた鎖は肌に食い込んで赤い絞跡を作り、ガチャカチャと鈍い金属音を鳴らしていた。
「ん…またイっちゃった?エッチな汁がたくさん垂れてきちゃってるよ…?」
ローターを持つ手に纏わりつく蜜を薄目で眺め、緑谷はもう片方の手で開かれた花弁の内側を弄った。
「あひゃぅっ…!んあああ、いやっ、ダメぇえーーーっ!」
ピチャピチャ…ジュウゥ…チュポ………
指の関節を折って水音を立てながら激しく攻め、3本も指を呑み込んだ肉襞を掻き回すと、徐々にエマの表情に快感の色が滲んで腰が大きく跳ね始める。
(ダメ…っ、このままじゃ、また…!!)
お腹側のザラついた部分を引っ掻くように刺激し、ローターをクリトリスに強く押し当てれば、エマは仰け反ってピチャピチャと粘着質な液を股から垂らして全身を戦慄かせた。
「イ、ああ…!!!!んんんっ、ひぁあああ」
エマは背中をしならせた状態で数秒間硬直した後、身体の力が抜けてぐったりと鎖にぶら下がり、小さく喘ぎながら小刻みに震える。
口は金魚のようにパクパクと酸素を求めているようだった。
「また随分激しくイッちゃったね。でもなかなか良い顔してたよ…僕、もう我慢できないかも。」