【JOJO・アヴドゥル夢※R18】先生と一緒に【現パロ】
第8章 これ以上焦らすんじゃあない
「……なんだ」
「や、あ、あのっ! 恥ずかしくて!」
「何を今更」
今まで……とは言っても1週間だが、私とやってきた事を思えば本当に今更だ。けれど、本当の意味でお互い裸を晒したことは無かった。姫は異性の前でそうなるのは初めてなのだろう。
しかし、今の私にそんなことは関係ない。構わず、ブラジャーも取り去り、パジャマのズボンも下着ごと下ろしてやった。
生まれたままの姿の彼女は、つるりとした肌で美しかった…………が、早々に毛布に身を隠してしまった。
「おい」
毛布からくぐもった声が聞こえる。
「毛布被ってしませんか!? ほら、先生寒がりなんでしょ」
言われて、ようやく私は肌寒い事に気付いた。夢中になっていて自分が寒がりなことを思い出した。私は苦笑して、そうだなと言い、彼女が篭っている毛布に滑り込む。
……中はポカポカしてて、少し薄暗い中に頬を赤く紅潮させた姫が見えた。
「……本当におかしいものだ。一週間前は姫に対してこんな気持ちじゃあなかったのに」
ぎゅっと抱きしめた。
「お前から誘われない声もかけられない1週間で気になってしまって……。……好きになっていた……気持ちってこんなに早く変わるものなんだな」
今までしてきた恋愛は、もっと長期的で長い期間で作り上げてきたものばかりだった。その中で、歴代の女性からは同じように振られてしまったが。……姫はジェットコースターみたいに瞬足で私の心を捉えてしまった。
「私は……たった一日でしたよ」
「ん?」
「先生にスーツ借りたあの日の1日だけで、先生に夢中になってしまいましたから」
ふふっと笑い、私を抱き締め返してきた。
また、唇を重ね、貪るようにお互いを求めていたが息苦しさはこのせいだけではない。毛布の中での熱気も息を奪っていた。
ハァハァと酸素を求めながら、姫の白い太ももを撫で上げる。
「ッン……!」
ビクリと肢体を震わせ、私の首に回された姫の腕の力が強まった。
太ももを這っていた手を内ももへ忍ばせていく。