• テキストサイズ

ヘブンズシュガーⅢ【気象系BL小説】

第22章 diable aux cheveux d'argent




「……嫌だなぁ……」

潮風に吹かれながら眺めた景色。
二度と見られないかもしれないこの景色を、目に焼き付けた。

呟いた唇が微かに震えた。

「この桜が咲くのを一緒に……」

心の底からの懇願に聞こえるその声も震えている。

銀の髪が潮風にまた吹かれた。

胸に微かな痛みが走った。
男は眉をひそめると、ジャケットの胸元を握りしめた。

「嫌だ…なぁ…」


/ 840ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp