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ヘブンズシュガーⅢ【気象系BL小説】

第19章 こちらアラシノ引越センターの…①




いったい…このひとたちは、なにをいってるんだ?


訳のわからないまま、深大寺にお参りして。
国宝のありがたい仏像もみてきた。
それから、そば観音の御朱印をいただいて。
お腹が減ったから、門前でお昼ごはんのお蕎麦を食べて。
焼き草餅がとっても美味しそうだったから、おやつとして食べて。

そして、家に帰ってきた。

徳川さんと武蔵さんは俺の家にあがりこんで、猫ちゃんたちと戯れていくという。

ユズちゃんときぃちゃんはとってもフレンドリーだったけど、すみれちゃんはフーシャーして触らせてくれなかったようだ。

そして、嵐のように支社長と副支社長は帰っていった。

「一体…今日一日なんだったんだ…」

わけが分からなくて、玄関ドアを閉めたら三和土を見つめて頭を抱えてしまった。

「徳川さんと、武蔵さんがなんだって…?」
「あれ。知らなかったの?あのお二人、ご夫婦だよ?」
「そう、ご夫婦………って、えええええええええ!?」
「…嘘でしょ…稲葉さん、知らなかったの?もう6年近く勤めてるんでしょ?」
「えっ…えええええええ!?そうなの!?そうなの!?そうなの!?」
「ちょっと落ち着いてもらえますか」
「嘘でしょおおおお」
「ていっ!」

かざまぽんにぺちっと殴られた。

「ディズニーシーのシーにぶちこむぞ!」
「ご、ごめんなさい……」

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