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ヘブンズシュガーⅢ【気象系BL小説】

第18章 こちら、アラシノ引越センター!




忘年会の会場に着くと、厨房に近い隅っこの席に座った。
ここなら飲み物を頼みやすいし、食べものは一番に出てくる。

マッチョの男どもは食べるのが早い。
ここに居れば、先に取れるから食いっぱぐれることもない。

忘年会は会社から予算が出ている。
なんなら二次会までも予算がある。

タダなんだから、今日は腹いっぱい食ってやるんだ!

「おう、野瀬ちゃん~元気?」
「おう。元気か?野郎ども」
「おう!今日は飲むぞ!」
「私は食う!」

作業員の人とも軽口をきけるようになってきた。
アラシノ引越センターの事務員としてのスキルも上がったようだ。

現場の作業員さんとは、関係を良くしておいた方がいい。
助けられることもあるし。
助けることもある。

まあ、それはどんな人間関係に於いてもそうなんだけどね。

女性の事務員は今年度は私だけだ。
だが、他の会社のようにお酌しろとか、サラダを取り分けろとか言われたことがない。(今はこういうのはハラスメントだから禁止って言われてるけどやっぱり言ってくるオジサンはいるから…)

全部、マッチョたちがやってくれるから楽なものだ。

「お…」

そうこうしているうちに、班長の西川さん(53歳)が入ってきた。
その後ろからは、大野さん(28歳)と二宮さん(25歳)。

今、事務所で話題の人物だ。

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