第2章 今日の猫来井さん③
和の熱いお口の中がめちゃくちゃ気持ちいい。
「は…ぁ…いいこ…」
アビの尖った大きな耳を撫でてやると、びくんびくんと身体を震わせる。
「あ…ふ…耳、よわいの…」
「うん。知ってる…ほら、もっと…」
和の頭を耳ごと撫でてやると、もっとびくびくと身体を震わせる。
またお口を大きく開けて、和は俺のギンギンくんを食べる。
「ん…ふ…にゃ…」
ざりざりの舌が凄く気持ちいい。
猫来井さんがふにゃっととろけながら、それを見てる。
「あれ…猫来井さんもギンギン…?」
しっぽで顔をふさっと撫でてやると、こちらもブルッと震えた。
「猫本さぁん…わたし…わたし…」
「ふふ…素直に言ったら…?」
「私もぉ…舐めてほしいですぅ…」
しっぽをぴーんと立てて、ちっこいお耳もいつもは寝てるのにぴーんとしちゃってるよ…
「かわいいんだから…ほら、ここに立て膝してごらん?」
俺の横をぽんぽんと叩くと、猫来井さんの頬が一層赤く染まった。
猫来井さんは力の入らない身体をなんとか起こすと、俺の横に膝立ちになった。
「こ、これでよろしぃですかぁ…?」
呂律が上手く回らないほど酔っ払ってる猫来井さんは、極上にかわいい。