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僕は女の子になりたい【R18】

第5章 結婚式の夜



***


それからも二人の熱い夜は続いていた


「はぁぁん!ひゃぁぁん!!!」

「くっ…!」


ドピュッと何度目かの欲を吐き出すと、マントは既にぐしゃぐしゃになっている事に気づく

お互いに呼吸を整えるとキスをして、周囲の気配に集中した


「どうやら人は大分減っているようだな」


以外そうな声を出したシヴァに、ユーリはぐったりとしながらも苦笑する


「くすっ。それはそうですよ。ご主人様…シヴァ様程、体力のある方が他にいるとは思えません」

「そういうものか」


ユーリもそうだが、シヴァだって何回達したかわからない

体力もそうだが、吐き出す欲が切れる方が先だろう


「どうしたい、ユーリ。このまま続けるか、部屋に戻るかだ」

「シヴァ様…」


繋がったまま抱きしめられ、ユーリはシヴァの舌を舐める

絡まった舌はすぐに熱を取り戻していた


「ここで続けるのがご希望か」

「あん…シヴァ様…。待ってください。もう月が傾いています…」


そう言って空を見上げる

高い位置にあった満月は沈みかけていた


このまま続けると、そのうち見回りの人が来てしまいそうだ


「続きは…その…部屋でもいいでしょうか…」

「あぁ。もちろんだ」


ちゅっとキスをすると、二人はベタベタの体で服を身につける





そして部屋に着いてシャワーを浴びると、日が昇るまで交わるのだった――


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