第4章 もっとしよう
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「ひゃぁんっ!らめぇっ!!」
ビクンとユーリは体を震わせ絶頂に達する
同時にシヴァも中に熱い欲を吐き出していた
「はぁ…はぁ…」
喉がカラカラに渇き、シヴァはテーブルにあった水を飲み干す
「シヴァ様…私も…」
「あぁ。待ってろ」
またしても繋がったまま、シヴァはコップに水を注ぐと、それを口に含んで口移しでユーリに飲ませる
飲みきれず、口の横から水が伝う
「んっ…もっと…ください」
潤んだ瞳でユーリはシヴァを見上げる
「なんだ。欲しいのは水か?それとも…」
「…っあ!」
中で男根がうごめく
既に四回も射精したとは思えないほど元気だった
「シヴァ様…やめ…水を、ください」
「しょうがねぇな」
そう言ってシヴァはまたしても口移しで飲ませてくれる
こくん、と喉を潤すと、ユーリも少し元気になった気がした
おそらく水にも何か興奮するものが混ざっているのだろう
「随分汗をかいたな。風呂に行くか」
「はい」
この部屋のすぐ隣には大きなお風呂が備え付けてある
まるで王族が使うかのような立派なものだった
壁は大理石でできており、隅には観葉植物が置かれている
部屋と違い、灯りにはピンク色の布が覆っていたため、お風呂全体がピンク色に染められていた