第1章 妹が審神者になるまで
ある日私の家の神社に黒いスーツを着た、いかにもな雰囲気の人たちがやってきた
?「始めまして。我々は政府の者です。
本日は折り入ってお話がありまして、やってまいりました…」
両親は慌てた、なぜ政府の方がきたのか、
私と姉も同席するように言われ、政府の方が話を始めた
政府「数年ほど前から歴史改変主義者によって歴史改変が行われているのですが政府はその対策として刀剣男子を戦わせ、撲滅しようとしているのは…皆様知っていらっしゃいますよね?」
姉「あぁ!友達がなんか言ってた! めっちゃイケメンが戦ってるって!」
母「テレビでたまにお見掛けしますよ。」
私「えぇと…確か、刀に宿る付喪神様を刀剣男子として顕現し、時間遡行をして戦っていらっしゃるのですよね…?」
政府「イケメン…。えぇ、まぁ皆様の言うとおりでございます。実はその為には霊力が必要で審神者という霊力のある人が主としているのですが…
ここ最近歴史改変が活発となっていて…政府の決定で霊力のある寺社から1人最も霊力が高く適任な者を審神者とすると…」
父「つまり…我が家からも1人審神者として送り出さねばならないと…、で霊力や適性はどうやってはかるのです?」
政府「霊力や適性の検査はこちらの方でやらせていただき、最も適任な方になっていただきます。
詳細についてはこちらの書類をご覧ください…
それでは我々はこの辺りで帰らせていただきます。」
そう言うとすぐさま政府の方は立ち上がり帰り始めた。
姉がそのあとをついて行った…私は何をするつもりなのかだいたいわかっていたが、スルーした
(疲れた…人と話すのはやっぱり大変。水を浴びてこよう…)
水を浴びに行く途中で姉が先程の政府の1人にベタベタしているのが見えた。スルーだ
(姉が偉い人に媚びるなんて今に始まったことじゃないわ…でも、今回はなんだか嫌な予感がするのよね)
そう思いながら水を浴びた
その日の夜私と姉は両親に呼ばれた
父「審神者の霊力、適切検査についてだが…1週間以内に政府支部の検査場にいけばいいらしい。
結果が出次第行くことになるそうだ。」
姉「ん♬わかったぁ!」
姉がやけに上機嫌に言う