第1章 妹が審神者になるまで
そして私達は検査を受けた
次の日には結果が出たようで政府の人が今度は1人…姉がベタベタしていた人がやって来た。
政府「検査の結果…お姉さまが適任という結果になりました、今日中に向かいますので御準備を…」
それを聞いた両親は酷く驚いていた、
そして姉は愉快そうにニヤニヤと私が大嫌いな笑みを浮かべていた…
(気持ち悪い、吐き気がする笑みね…)
父「え、あ…はぁ。姉…の方ですか、妹の方ではなく…わかり…ました。それでは準備を…」
姉「うん、いってくるねぇ!❤︎」
そうして、姉は本丸に行き、そのまま連絡も何もないまま半年が過ぎた…
政府から手紙が届いた。何か嫌な予感がする
両親とともに手紙を読む
手紙の内容はこうだった…
半年前お姉様の方が審神者になられましたが、本来は妹様がなるはずだったようです。
お姉様の本丸の様子が何やらおかしいと連絡を受け、調べてみた結果
半年前そちらに行った1人の政府の男性が検査の結果を偽造しそのままお姉様が審神者になったようです。
さらに、本丸ではお姉様は一部の刀剣男子に夜伽を強要した上別の刀剣男子には出陣などを強いていたようです
つまり…ブラック本丸と判定されました…
誠に申し訳にくいのですがお姉様は、刀剣男子達によって殺害されました。ご遺体は政府にて保管しております。
そう書いてあった
流石の私も唖然とした、両親は娘を亡くした悲しさと付喪神といえど神様にまで手を出した娘への怒りなどが混ざった表情をしていた
ふと思ったことを口にした…
私「姉の本丸…ブラック本丸やその刀剣男子様はどうなるのでしょうか。付喪神なので死ぬことはないかもしれませんがかなり大きな傷を残してしまったのでは?もともと戦うために呼び出されたようなものですが、推測するに戦えるような精神ではないのではないでしょうか、そうしたら用済み…処分されてしまうのでしょうか。
人が呼び出したのにいい思い出もないまま…それに将来神に仕える身としては見過ごせません。」
父「確かに…娘が犯した罪とはいえ我々にも責任がある…」
私「!…もともと私が審神者になる予定だったんですよね…なら、私が、姉の本丸の審神者になります!」
父「わかった…政府の方に連絡してみよう、断りはしないだろう。…頼んだぞ」