第4章 短刀救出大作戦!
(あぁ…やはり警戒されてしまうのね。もっと仲良くしたいのに…本当に姉は刀剣男子様に深い傷を負わせてしまったのね…)
敵意をむき出しにしている中、他の子よりも少し背の高い短髪の子が口を開いた
?「だっ、誰だ!これ以上近づくんじゃねぇぞ!容赦なんてしねぇからな!」
それに続くように、虎を連れたふわふわの小さい子がビクビクとしながら言う
?「だっ誰なんですか!?い、いち兄や薬研兄さんになにをするきですか!?」
一通りざわざわしたあと薬研様が口を開いた
薬研「お前ら!一旦落ち着け。これから説明するから攻撃はするなよ。いいな、早く自己紹介しろ」
これほどまでに高圧的な言い方をする薬研様を見て少し驚いた。しかし先程まで騒がしく殺気、敵意で張り詰められていたこの場だったが、警戒はしつつも戦闘態勢ではなくなっていた。
(これほどまでに言葉に影響力を持つなんて…薬研様はとっても信頼されていたんだろう。)
すると1番最初に口を開いたかわいいロングヘアーの子が渋々といった様子で疑いながらも話し始めた
?「ボクの名前は乱藤四郎…貴女の名前は?」
私「私の名前は神城 美羽です。よろしくお願いいたします。」
そう言って私は深々とお辞儀をした、
すると、前髪がパッツンのそっくりな2人の刀剣男子様が前へ一歩踏み出した。
?「私の名前は前田藤四郎です。」
?「私の名前は平野藤四郎です。」
そう言って2人は丁寧なお辞儀をした。
次に虎を連れているふわふわの子が言った
?「あ、あの…ぼ、僕の名前は五虎退です…。」
やはりビクビクとしながら気弱そうにしている。
隣にいたピンク色のふわふな髪の子が五虎退様の手を、勇気付けるようにギュッと握って声を出した
?「ぼくの名前は秋田藤四郎です。」
言い終わると、ホッとしたように息を吐いた
次に青い肩くらいまでの髪の派手な衣装を着た子が口を開いた
?「俺の名前は太鼓鐘貞宗!よろしくな、」
その次に、赤い髪に黄色のTシャツを着ている子が言う
?「俺は愛染国俊だ!」
その後に短髪の他の子より少し背の高い子が警戒しながら言う
?「…俺の名前は厚藤四郎だ……」
そして最後に身体には似合わない大太刀を持った灰色(?)の髪のかわいい子が話した
?「俺の名前は蛍丸…。薬研…説明してくれる?」