第1章 始まりは突然に
「はっ、はぁ……はぁ……はぁ……」
「感じ過ぎ、胸だけでイクとか木兎喜びそうだけど……」
「イク……? てか、木兎とはホント、なんもしてないから!」
「は? こんだけ感じといて、アイツの匂いぷんぷんさせて、そんなこと言えると思ってんの?」
「やっ!! ちょっ、どこ触ってんの!」
「うわっ! ジャージまでぐしょぐしょとか、どんだけ濡れやすいんだよ? これなら木兎のデカマラもすんなりだったろ?」
「イクとかデカマラとか意味わかんないし! も、こんなのやめてっ!」
ジャージ越しに触れられたそこは、お漏らししたかのように濡れていた。
結局、私の制止も空しくクロの手はジャージも下着も一気に剥ぎ取り、私は下半身裸にされてしまった。