第8章 ホントノカレ*朝日奈梓[ブラコン]
「お邪魔します。」
梓の部屋に招かれる。
ヤバい、相当眠い…ここのところまともに寝れてないし…
さっさと終わらせよう←
「で台本は?」
「別にないよ。」
「は?」
なに言ってんのこいつ?
信じれない!
「ねぇ、梓!私が眠いの知ってて、やってるよね!?」
「…なんの話?」
いや、絶対わかってんでしょ、それ!
「とりあえず、眠いので…おやすみっ!」
部屋を出ようとすると、
「ここで寝れば?」
…え、いいの?部屋戻る時間も惜しいくらい眠いので…
「じゃ、お言葉に甘えて…」
私がくるりと身を翻すと、
「その代わり、僕が耳元で甘い言葉をずっと囁いていてあげる。」
なんて言ってくる。
ね、ねねね…//
「寝れるかぁぁぁぁぁぁ!!」
こんな時に何で、Sモード…!