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短編集  Dear my precious…

第26章 Only You*カルナイ[うたプリ]


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蘭丸side

なんか…いつにも増して緊張してるぜ…。

これもお前のせいだ、奏。

ふぅっと大きく息を吐くと、ステージに上がった。





ピアノが紡ぐ音。

奏が奏でる音。

オレに真っ直ぐに伝わる音。




女なんて、と前は思っていた。
女はどうせ裏切る生き物だ、と。






でもあいつは違う。

バカみたいに真っ直ぐで、本気で…


そんな奴だったから惚れたんだ。


『いつも歩く道も、歩いたこともない道もおまえと一緒に歩きたい。』

こんなこと言うがらじゃねぇけど。

それでもこれは本心。


おまえといれば新しい世界が見られると思うから。

だから、

オレと一緒に新しい世界を見つけに行こうぜ。
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