第13章 涙の代わりに…*伊月俊[黒バス]
さっきからちらちらとあるところを見ている。
「奏?クレープ食べたいの?」
奏の視線の先にはクレープのお店。
「あ、バレちゃった…!」
「食べる?」
「いいの?」
「もちろん。」
奏が嬉しそうだと俺まで嬉しくなるから。
「じゃ、俊くんは待ってて。試合で疲れてるだろうし。」
「じゃあお言葉に甘えて。クレープは奏のオススメで。」
クレープ…クレープ…ハッ!
「奏のクレープもくれ!」
「アハハ、半分こしよっか!…いってきまーす!」
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奏が行った後、俺はあるお店が目に入った。
(まだ列は長いな…よしっ!)