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【カーニヴァル】新月の裏側
第1章 プロローグ
それ以降、私は負い目を感じながら貳號艇にいた。
「外の仕事には出なくていい」と平門から命が下った、力を持て余した闘員…。
使い物にならない欠陥品…
仲間なんて呼んでいいはずもない他の闘員から逃れるように、
平門から与えられた書類やデータ整理を密かに行っていた。
それでも監視の目は強化されて、私の部屋は平門の部屋の一角に用意されてしまった。
幸い、他の闘員とあまり会わなくてすむのは助かると思っていたけど、
平門と一緒というのが正直息苦しい…
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