第18章 ~番外編~平門さんの胸の内
「ほぉ…嘘なのか…」
やばい…小声だったのに先生に聞こえちゃった。
「…華艶が力を扱えるようになるためには多少は仕方ないだろう…
だが今回はやりすぎだ!華艶に何かあったらどうするんだ!」
「お!燭ちゃん、大胆発言だねー」
「朔…お前は黙っていろ…」
ツキちゃんてば、先生からかうの好きだなぁ…
でも、先生の一言、うれしいな。
先生には以前、研究対象じゃない、ってちゃんと言ってもらえたし。
「燭さんも、華艶に好意を?」
平門まで…完全に2人して燭先生をからかってるし…