• テキストサイズ

【カーニヴァル】新月の裏側

第18章 ~番外編~平門さんの胸の内


「平門!入るぞ!」
突然、ノックも無しに部屋に入ってきたのは燭先生だった。
「え?燭先生?!」
「燭ちゃん?どうしたのそんなに慌てて」
私は思わず立ち上がって燭先生に駆け寄った。
「華艶!お前、起きてて平気なのか?全身のひどい打撲に骨折までしたと聞いたが」
すごく珍しい、燭先生の慌てた様子。
「だ、大丈夫ですよ。あれからだいぶ経ってますから…」
「だいぶ経っている…だと?」
先生の視線が、私から平門に移った。
と、同時に見るからに怒りオーラが出ている。
/ 126ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp