第18章 ~番外編~平門さんの胸の内
「お待たせ、ツキちゃん」
ツキちゃんの前にマグカップを置く。
「はい、どーぞ」
平門の前にも素っ気無く置いて。
自分の分を持ってツキちゃんの隣に座る。
「ね、ツキちゃん!今度また、壱號艇がショーやる時、お手伝いさせてね!」
気軽に外出なんて出来ない私に、以前ツキちゃんが声をかけてくれて、
ショーのお手伝いをさせてもらったことがある。
ツクモと一緒に、空中ブランコとか、結構なことをやらせてもらったんだよね。
すごく楽しかった!
「おぉ!評判よかったからなー。また頼むぜ」
「うん!」
にこにこ笑顔でツキちゃんとのお話。楽しいー