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【カーニヴァル】新月の裏側
第18章 ~番外編~平門さんの胸の内
「うん。骨折はさすがに治ってないけど、体は大丈夫!」
「そうか。それならよかったな」
やっぱりツキちゃんは優しいなー。
「用が済んだなら、さっさと帰れよ」
…それに比べて平門は…
いやいや、いつものことだから気にしない!
「ツキちゃん、少しはゆっくり出来るんでしょ?コーヒーいれてくるね」
手を引いてソファーに座ってもらう。
「ついでに!平門の分もいれてくるから!」
執務机に向かっていた平門に、わざとらしく声をかけてミニキッチンに行く。
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