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【カーニヴァル】新月の裏側
第16章 嘘と真実
…どれくらい経ったかな…
私はやっと平門に声をかけた。
「平門…私の答えを聞いてくれますか…?」
黙って振り向いた平門は、無表情だ。
整った顔立ちが満月に照らされて、怖いくらいキレイ…。
「平門…私は…部下として傍にいたいです…」
そう言ったとたん、再び私に背中を向けた平門。
きっと、平門が待ってた答えはこれじゃないのは分かってる。
でも…
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