第14章 幸福②(輪虎side)【R18】
(ホント可愛い……優しくするのが大変…)
さらに甘い声が聞こえ微笑んでいた。
「ん…いい子。」
手を徐々に下へ降ろし内腿を撫でると足が閉じてしまったけど、そんな事は気にしないでそっと指を割れ目に這わせていくとそこはもう甘い蜜が溢れている。
「あぁっ…やっ………」
そのまま蕾を優しく刺激するとさらに甘美な声が聞こえた。
「ひゃっ…あ………あぁっ……」
その声にニヤリとしながら唇を下に降ろすとぐっと片足を持ち上げ内ももに赤い跡をつけていった。
そんな姿が恥ずかしいのか葵は手で顔を隠してしまった。
「やっ……恥ずかしい…から………」
(そんな姿を見せるから嗜虐性が刺激されるんだよ……)
「う~ん…そうだろうね。でももう止めてあげれそうにないや…」
軽やかに返事するも蕾に舌を這わせた。
「あぁっ………やっ………んん………」
そのままゆっくり指を蜜口に沈めるとそこはやはり狭そうだ。
「あっ…んん……」
「んー?痛い?」
「あぁ……痛くは……ないけど…あっ……」
それを聞くと軽く指を滑らせながら舌で蕾を刺激していく。
「あぁっ………!…やっ…………んんん…」
蕾はどんどん硬くなり蜜が止めどなく溢れてくるからいやらしい水音が響いていた。
(もう抑えられないや…もっと責めたくなる……)
「ん……一回イッておこうか。」
そう言ったけど葵には聞こえてなかった。僕の頭を必死に押さえてきて、その乱れた姿にもう理性なんて保てるはずなかった。
「あぁっ……!ダメ……本当に…もう……」
「いいよ。イッて…」
「っや……あっ…あぁぁ……っ!」
そのまま体を弓なりにして僕の指を締めつけながら絶頂を迎えていた。
涙が溢れ荒い息を繰り返す葵は今までで一番可愛いかも知れない。
その涙にそっと口付けした。