第13章 幸福①(夢主side)【R18】
蕾はどんどん硬くなり蜜が止めどなく溢れてきていやらしい水音が響くとさらに快感が強くなる。
「ん……一回イッておこうか。」
そう言われたけど何も考えられなかったし、そのまま刺激は止まない。
もうワケが分からなくなってきて必死に輪虎の頭を押さえていた。
そのせいで自分がどんな乱れた格好をしていたかは分からない…
「あぁっ……!ダメ……本当に…もう……」
「いいよ。イッて…」
「っや……あっ…あぁぁ……っ!」
目の前が真っ白になると体が弓なりになって絶頂を迎えていた。
涙が溢れ肩で息を繰り返しながら輪虎をみると満足そうな笑顔…
その涙にそっとキスされた。
「んー、可愛い。次はちょっと痛いかも。」
言葉の意味が全く分からなかった。
「えっ?…次?…」
「ちょっと力抜いててね。」
そのまま足を持ち上げられ輪虎の自身を充てがわれるとゆっくり沈んできた。
「いっ……た………」
思わず顔を歪めると優しい声に包まれた。
「大丈夫…力抜いて……」
そっとキスされるとさらに奥まで輪虎が入ってきた。
「や…っ……あっ……」
「そう…上手……」
(お腹の中が熱い……)
はぁ…と熱い吐息を吐くとぎゅっと輪虎を抱き締めた。
「ん…動くよ…」
ゆっくり律動が始まるとお腹の中がさらに熱くなった。
「あっ…あっ……んぅ……」
いやらしい水音が聞こえ蜜がさらに溢れているのが分かる…
それは感じたことのない快感と熱さ…それに心が満たされる感覚…
そっと輪虎を見つめると優しい笑顔だった。
「そんな目で見つめないで…僕が持たない…」
初めて聞く余裕のない声…思わず自分から抱き寄せてキスしていた。
「んん……はぁ……輪虎……」
「っ!…ホントに…君は……」
一気に律動が激しくなるといやらしい水音が…腰を打ち付けられる音が響いてもう何も考えられなかった。
「あっ…あぁっ…やぁっ………」
「大好き…葵……」
ぎゅっと抱き締められ熱い吐息混じりに囁かれると私もぎゅっと抱き締め返し二人で快感に沈んだ……