第22章 想望②(輪虎side)【R18】
「…っ…やっ………」
「次はどうされると思う?」
吐息が触れるか触れないかの距離で囁くとその肌は粟立ち、どんどん赤くなっている。
「わ…分からない……」
「正解は…」
囁きながら頬、首筋、胸元へと口付けを落とし赤い跡を付けていった。
「…んっ……ゃぁっ………輪虎…こ、怖いから…」
「う~ん…罰だから少しくらい怖くないとね。」
怖がる葵に何だか楽しくなってくる。
そのまま胸の先端を指で舌でいつもより少しだけ激しく責めた。
「あぁっ……やっ……んっ……」
舌で胸の先端を責められながらも手は徐々に下へ降ろしていくと、そっと蜜口へ指を這わせた。
そこは、はしたない蜜が足を伝う程濡れそぼっている。
「ふふ…どうしたの?いつもより感じてるね。目隠しされて手を縛られて…僕からの罰を受けてるのにいやらしいなぁ…」
責める指は止めずに囁いた。
「あっ……そんな……こと…ない……あぁっ…」
そんな僕の囁きでさえ感じているようで、目隠ししていた腰紐が涙で濡らし始めている。
(その姿…すごく背徳的でもっと意地悪したくなるな…)
自分の嗜虐性に少しクスッと笑ってしまうとぐっと足を上げた。
「素直じゃないなぁ。そんな子はもっと罰が必要だね。」
「あぁっ………!いやっ……!!」
そのまま蜜口に舌を這わすと蜜はもっと溢れてきた。