第21章 想望①(夢主side)【R18】
その蜜口へ指が一本、二本と滑ってくると中がいつも以上に熱くなっているのが分かる。
熱くなった中のいいところを執拗に責め立てられ限界が近い……
「あっ……あぁっ……!だめぇ………」
「いいよ、イッて。見ててあげる。」
(見てる!?それは…無理……)
言葉が出なくて必死に首を降って唇を噛み締めた。
「んー?イキたくないの?分かった~」
軽やかに言われると指の動きが止まり全身にキスされていた。
絶頂をお預けさせられ、お腹の奥が疼いて足をモジモジさせていると目隠しを外された。
「どうしたの?」
それは意地悪な微笑み…まともに見ることも出来ず顔を逸らした。
「ごめん…怒らないで……」
「怒ってないから困ってるの……」
頬が赤くなるのが分かった。
「敵わないな~」
手の拘束も解かれると抱きかかえられ目の前に輪虎の笑顔があった。
「今度は一緒にね。」
そのまま貫かれていた。
「………っ!…あぁっ……」
それだけで絶頂しそうな快感に仰け反っていた。
そして、すぐ近くで輪虎の息遣いが聞こえゾクゾクした快感に襲われ思わずぎゅっと抱きついていた。
「っ!…そんなに煽らないで。メチャクチャにしたくなる……」
「あぁっ………あっ…り…輪虎なら……構わない…」
恥ずかしいことを言っているのは分かっているけど止められなかった。
「知らないからね……っ」
一言そう言われたらそのままの姿勢でいつもより激しく腰を打ちつけられた。
「あっ………あぁっ……」
飛びそうな意識の中ずっと名前を呼び続けていた気がするけどほとんど覚えていない。
「うん、ここにいるよ…」
優しい声が聞こえ頭を優しく撫でられキスをしながら一緒に絶頂していた。