第18章 愛欲②(輪虎side)【R18】
「ここはどうかな?」
指先で優しく円を描きながら責めてみた。
「ああっ…やぁっ…」
強い快感に一段と甘い声が聞こえた。
「ん…ここも好きだね。」
そのまま少しずつ力が込めていくと敷布は乱れ蜜口からは止めどなく蜜が溢れそれを濡らしていた。
そして蕾を責めていた指をそのまま蜜口の中へ滑らせた。
「あっ…あっ……」
そのまま内壁を滑らせながらある一点を探った。
ここら辺かな?と少し奥のあるところに触れた瞬間今までとは明らかに違う反応が返ってきた。
「あぁぁっ…やっ…ダメっ…!」
「見つけた…」
ニヤリと笑ったけど葵は首を横に振るだけ。
その一点を責めながら蕾を舌でも刺激していくと葵の目から涙が溢れ必死に敷布を握り締めていた。
「やぁっ……!あぁっ……もう無理………」
「いいよ、イッて。」
そう言うと指にも舌にも力を込めた。
「ぃゃっ……!!……あぁぁ………!」
その瞬間、僕の指を締めつけ全身を震わせながら絶頂を迎えていた。
そんな葵の姿は可愛くて妖艶で理性なんてとっくになくなっていた。
「んー…最初より感度が良くなったね。いい子、いい子。」
満足そうに頭を撫でたけど、息も上手くできなくなっていた葵の意識は朦朧としているようだ。
「次は僕も葵を感じさせて…」
そのままゆっくり自身を沈めた。そこはやはり熱く絡み付いてきて一瞬で果てそうだ…
「あぁっ……!」
「…っ、痛い…?」
言葉はもう出ないようで必死に首を横に振っている。