第17章 愛欲①(夢主side)【R18】
無自覚に足を閉じようとしてたけど輪虎の力に敵うはずもなくキスは蕾を捉えた。
蜜口からはすでにはしたない蜜が溢れ蕾もそれを主張し始めていた。
「ここはどうかな?」
指先で優しく円を描きながら責められた。
「ああっ…やぁっ…」
また強い快感が襲ってきてもう何も考えられなかった。
「ん…ここも好きだね。」
そのまま少しずつ力が込められて行くのが分かった。
シーツが乱れて蜜口からは止めどなく蜜が溢れそれを濡らしていた。
そして蕾を責めていた指がそのまま蜜口の中へ滑ってきた。
「あっ…あっ……」
そのまま内壁を滑らせながらある一点を探っているようだ。
すると少し奥のあるところに触れた瞬間今までとは明らかに違う快感が襲ってきた。
「あぁぁっ…やっ…ダメっ…!」
「見つけた…」
ニヤリと輪虎が笑った気がしたけど首を横に振ることしかできなかった。
その一点を責めながら蕾を舌でも刺激されて限界だった。
「やぁっ……!あぁっ……もう無理………」
涙が溢れ必死にシーツを握り締めていた。
「いいよ、イッて。」
そう言うと指にも舌にも力が込められた。
「ぃゃっ……!!……あぁぁ………!」
その瞬間また目の前が真っ白になって輪虎の指を締めつけ全身を震わせながら絶頂を迎えていた。
「んー…最初より感度が良くなったね。いい子、いい子。」
頭を撫でられたけど、息も上手くできなくなって意識は朦朧としてた。
「次は僕も葵を感じさせて…」
朦朧とする意識の中「えっ?」としか言えなかった。そしてそのまま輪虎が沈んできた。
「あぁっ……!」
「…っ、痛い…?」
言葉はもう出なかったから必死に首を横に振っていた。