第6章 恋の歌
ひまわりside
一次審査を突破した私達は、次の二次審査のことについて話し合うため、音楽スタジオに集まった。
と、いってもまだ予約した時刻まで時間があるため、ソファーに座って話し合っていた。
「二次審査のテーマは『恋』かー。曲調はや内容は問わない…。うーん…、次はどうしよっか…?」
「新しい曲作ろうよ!」
晴花が持ってきてくれた、マカロンをつまみながら、私と秋ちゃんで曲について話し合っていた。
そんな中、晴花と雪ちゃんは…
「あははは~っ!晴花、なんだこの歌詞~。」
「笑わないでよっ!も~、返してぇ///」
「やーだねー!(笑)」
2人は話し合いに参加せず、歌詞の取り合いをしていた。
「「……。」」
…というより、遊んでいる。
相変わらず、まとまりがない私達…。
「晴花、雪ちゃん。とりあえず、曲について話し合おう?」
すんなり話し合いに参加したのは、あれから30分後のことだった…。