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第5章 「SBK」~一次審査~(番外編)
「おはよー。」
「おはよ。」
厨房に立っている旦那に挨拶をする。
毎日私より、早起きだ。
これから毎日貯金しようと、レジのそばに置いた貯金箱のとことに行く。
するとそこに書かれていたのは
『秋人とバンドメンバー応援団募金』
と、書かれていた。
「ぶっ…。これは…傑作だわ(笑)」
思わず爆笑しそうになったが、こらえる。
「さ、今日も頑張ろうっ!」
気合いを入れて、私も厨房に向かった。
古い貯金箱が、輝いて見えた気がした。
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