第12章 恋の行方~雪哉と晴花~
キスが終わると、ゆっきーは私を優しく抱きしめてくれた。
さっきからドキドキしてるけど、今はそれ以上もっとにドキドキする。
(ヤバい、ヤバい…!心臓、すんごいドキドキしてる…///)
私はゆっきーに胸の音が、聞かれてしまっているのではないかと思った。
色々考えていると、ゆっきーが
「ごめん、苦しいよね…?」
そう言って、放してくれた。
「「……」」
パチッと目があってしまって、お互いに目を逸らす。
やっぱり、ちょっとまだ照れくさい…///
「と、とりあえず、これからよろしくお願いします。」
「お願いしますって…、ゆっきー敬語つかうの初めて見た(笑)」
私は緊張しているゆっきーを見て、微笑ましかった。
「こちらこそ、よろしくお願いします。」
私もゆっきーにそう言った。
私はゆっきーに手を握られながら、ひまたんとあっきーがいる場所へと向かった。